ポプリの中でもラベンダーポプリは人気のロングセラー商品! 手作りできるハーブポプリの作り方や本格的ドライポプ リ、モイストポプリ、サシェ(匂い袋)の作り方をご紹介します。
ラベンダーポプリは、ポプリの中でも香りが強い方で、リラックス効果(鎮静作用)があります。
アロマファームの天然100%アロマオイル〜ポプリの香り付け用にもおすすめです。
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メーカー:(有)アロマファーム(日本) 原産国:フランス 抽出方法:蒸留法 天然アロマオイル ラベンダー5ml |
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数量変更:数字をタップ(カゴ内でも出来ます) |
ポプリはご家庭でも作ることができます。 お庭のハーブやお花など日陰でゆっくり乾燥させるだけで出来上がり♪ 注:直射日光や高温多湿は香りが弱まります。
ラベンダーなど茎の付いたものは適量束ねてから逆さに吊るして干します。 ラベンダーのツブ状の「つぼみ」は香りも 強く、爽やかで心地よい香りがします。
また、お好みのハーブを数種類集め、カゴに広げて陰干しするとブレンドポプリが出来ます。 香りが強いラベンダーや ミン ト系をベースに、ゼラニウム・ローズなどを加えてアレンジすると素敵なポプリになります。
ラベンダーポプリの作り方は、花穂が付いた茎を束ねて逆さ吊りにします(長さ20cm前後で片手でつかめる量)。ラ ベンダー摘み取り時期の基本は、花が咲く前の丸い紫色のつぼみが濃い時に摘み取ります。
ラベンダーは紫の花が終わった頃でも香りが持続するので、紫の丸い粒状のつぼみがあまり色落ちしてない時に摘み取っ ても結構です。 この丸い粒状の 部分が強い香りの元です♪
茎、葉部分が先に乾燥し遅れて粒状のつぼみが充分に乾燥したら出来上がりです。 茎、葉、つぼみ、すべてポプリにな りますが紫のつぼみ部分だけを手で剥ぎ取ってポプリにしても結構です。
この作業では体中にラベンダーの香りが染み込むほどラベンダーポプリの香りの強さを実感できます♪
香りが弱いときはアロマオイルを数滴垂らすと香りが戻ります。保留剤はポプリを長く保存し たい場合に使用するものでフランキンセンス(乳香)、ミルラ、ベンゾイン、サンダルウッド、ベチバー、クローブ、シナモンなどあります。 (イギリスはオリスルートが一般的)
少し下ごしらえと期間が必要です。メインのハーブをガラスの密閉容器(ビン)に入れます。そして、香りをブレンドし て量を増やすための副材料、スパイス系や果皮、樹脂系などのハーブを細かく砕いて加えます。
さらに香りを長持ちさせる保留剤としてスパイス系のシナモンやクローブ、サンダルウッドなど乳鉢や密閉袋に入れて粗 く砕いたところにアロマオイ ルを数滴垂らして上記に加え、木のスプーンでよくかき混ぜます。
冷暗所で1ヶ月ほど時々揺すりながら熟成させて出来上がりです・・・おおよその割合は【主ハーブ-6:副材料のハー ブ-3 :保留剤-1】です。
フタのある容器は必要な時だけ開けて普段は密閉しておきます。オープンな陶器、ガラスのボールは香りの劣化やホコリ を防ぐ ため、お客様が来た時だけ開けて普段は布で覆う利用法もあります。
モイストポプリは半乾きの花や葉を利用したポプリで粗塩をガラスの密閉容器に敷 いて「粗塩+ハーブ」と幾重にも層を作っていきます。短期で3日、長くて2週間ほど冷暗所でねかせます。粗塩にあらかじめエッセンシャルオイルや他 のハーブの粉末をまぜて揉み込む方法や3日程ねかせて別の容器に移し替える時にエッセンシャルオイルや保留剤を加える方法もあります。さらに1〜2ヶ月 ほど熟成させて出来上がりです。モイストポプリは口の大きなビンに入れて香りを楽しむもので少し手間と熟成の期間が必要となります。
匂い袋とは、布の端切れやスカーフ、ハンカチーフなどを裁縫した小袋にドライポプリを詰めたもので、「サシェ」とも 言います。
バッグ、バスケット、小箱に入れて香りを楽しんだり、防虫効果のあるポプリを利用してタンス・クローゼットに利用す る事もできます。
ポプリの種類はラベンダーのほかミントやローズマリー、ローズなど「お好みで♪」
巾着袋、ハートやうさぎに型取り縫い付け、ティーバッグタイプなどがありますが、裁縫が苦手な方でも簡単なティー バッグタイプ(煮出し型)をご紹介します。【材料例:ラベンダーポプリ】
上図のように生地を裁断します。左右の「縫い代」部分と上下の「折り返し」部分が本体寸法にプラスされます。布端のホツレが気になる方は裁ち目かがりのジ
グザグミシン、またはロックミシンをかけます。図のように上下を折り返してアイロンがけをして整えてから縫い付けてください。
次に表側にひっくり返し、底ラインを基点に裏側を外に出してアイロンをかけてください。
両サイド縦の縫い目ラインを縫い付けます。
「わ」:裁縫用語で生地の二つ折りの意味です。
両端を縫い付けたら裏・表をひっくり返します。
上部の余っている生地側を表にします。手前に折り返してアイロンをかけてください。両サイドの端に近いラインを縫い
付けます。
※印の部分は縫い代部分が余って布が寄ってると思いますので体裁を整えながら行ってください。
煮出しティーバッグと同じ形状です。
匂い袋ができたら、ポプリを詰めたティーバッグ(不織布)を中に入れてください。下図のように下向きの袋部分が出
来上がっていますので、両手の親指を両サイド奥まで差し入れ、両端へ引っ張りながら裏側へクルリと引っくり返します。
全面、表生地となり、「匂い袋」の完成です。
以上、裁縫があまり詳しくない当 店流となります。裁縫に詳しい方は 一部修正の上(※印 など) で、匂い袋作りをしていただけましたら幸いです。
お好みでリボンを付けたりレースやビーズなどで装飾してください。香りが弱くなったらラベンダー精油を数滴垂らすと よみがえります。
自家製ポプリの場合は、予めポプリとラベンダー精油と上記の保留剤(なくてもOK)を密閉ガラス瓶に入れて熟成させ ます。冷暗所で時々、容器を揺すって混ぜながら2週間から1ヶ月程度で完成。
ローズのポプリ=花、葉、実を利用できます。大きなバラの花びらのポプリは華やかになります。 香りは少し弱め なのでアロマオイルを数滴垂らすと香りが強くなります。
ローズマリーのポプリ=花、葉、茎を利用できます。 花は目立ちませんがシャープな葉・茎とメントール系の爽や かな香りです。
タイムのポプリ=花、葉、茎を利用できます。 歩伏性のあるこんもりとした細かい茎と小花なので乾燥も早 いハーブです。 爽やかな香りです。
カモミールのポプリ=ローマンカモミールとジャーマンカモミールの花、葉を利用できます(茎は乾燥すると茶色に 変色しますので使いません)。 リンゴのような香りです。
ミントのポプリ=ミントは種類が多く丈夫なハーブでペパーミントやスペアミント、アップルミント、パイナップル ミントなどの花、葉、茎を利用できます。 ポプリブレンドにも適し、爽やかな香りです。
レモンバームのポプリ=花、葉、茎を利用できます。 見た目はミントに似ていますがスイートでレモンのような香 りです。