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キャンドル(ろうそく)の作り方

手作りキャンドルの作り方は簡単♪どなたでも楽しむことができます。植物本来の香りのアロマキャンドルほかキャンド ル、ろうそくの作り方の基本をご紹介します。

キャンドル作りイメージ

あなただけの手作りキャンドルを作りましょう♪ ホワイトキャンドルのほか押し花、ホイップ、シート、ペイン ティ ングキャンドルなど種類も多彩です。

手作りキャンドル(ろうそく)に必要な材料

最低、必要なものは、ろうそくの主原料「パラフィンワックス」と気泡を抑える「ステアリン酸」、芯を立てる「座金」 と「組芯」があ れば簡単にできます。座金を使わない方法もあります。

用意するもの・・・すべてに共通

  • 材料:パラフィンワックス(ロウの固形物)、ステアリン酸(気泡を抑える)、組芯、座金(芯立)
  • ステンレスカップ(300〜500cc):パラフィン(ロウ)を溶かすのに使います。鋳物や耐熱プラスチックでも使えます。
  • 小から中サイズのナベ:湯煎ゆせんに使います。
  • 熱源(コンロ):電気コンロ
  • ハサミ:完成時に余分な芯を切る時に使います。
  • 型枠(紙コップや牛乳パックなど)
  • 割り箸:芯を真ん中に固定させる時に使います。※ほかの方法もあります。
  • 水を入れる容器:最後の仕上げでキャンドルにツヤを与えて一体化します。ボール、アイスバケツ、牛乳パック、ペットボトルなど
  • 新聞紙やカレンダーの裏紙など:作業スペースに敷きます。(作業中にロウが垂れます)
  • そのほか:あれば便利な小物もありますが、ここでは省略します。(作り方ガイドブック内で説明)
  • アロマキャンドルの場合は天然100%アロマオイルをご使用ください:安価な人工香料とは違う植物本来の香りです。

※以下はカラーシートキャンドルの場合、必要です。

  • カラーシート・キャンドル
  • カッター:キャンドルシートのカットや完成時のバリ(はみ出し)をきれいにする時に使います。
  • カッターマットまたはダンボール紙:カッターの刃で下に傷が付くのを防ぎます。マットは100円ショップにもあります。

手作りキャンドル(ろうそく)の作り方

キャンドル道具類

作り方の概要

キャンドルの作り方は「お料理」に少し似ています。 ロウを「湯せん」にかける事から作業が始まります。※直火は厳 禁です。(発火します)

台所のコンロで出来ますが作業は新聞紙やカレンダー紙の上で行ってください〜ロウが垂れてもお 掃除が楽です。ロウを溶かすカップは鋳物や耐熱プラスチックでもよいですがステンレスカップ(目盛付)は早くロウが溶けます。

ロウ(パラフィンワックス)は60℃位から解け始めます(70〜75℃位が適温)。型枠は身近な紙コップなど75℃ 位でも変形しない耐熱性で凹 凸がなければ利用出来ます。凹凸があるとキャンドル取り出しができません。

ロウの温度は高過ぎると発火の危険や型枠の変形する場合があり、アロマキャンドルの場合は温度が高いと香りが飛び、 低すぎると混ざりずらいので「温度と時間」の管理はとても大切です。

キャンドル、ろうそくの作り方(本編)

基本的な「ろうそくの作り方」です。 共通する作業が多いので、あとは少し応用するだけです。 途中でカラーシートキャ ンドルなどの工程があります。 カラーシートはロウ製なのでキャンドルと一体化します・・・キャンドルを作ったあとに貼るだけですので作業も簡単です♪

まず、紙コップと組芯、座金を用意します。組芯の長さは型枠容器の高さ+座金に挟む部分と火を点ける部分3cm位 (仕上げで適正な長さに切ります)の長さで切ります。容器の中央に座金を付けた組芯を置いてください。

次に「湯煎」です。ナベに水を入れ中央にロウ(固形)を入れたカップを置きますのでカップの3分 の2程度が浸かる水量にしてください。※「茶碗蒸し」と似ています。

キャンドル作り方(画像1)
カップにパラフィンワックス(おはじき状)とステアリン酸(粉末)を入れます。ステアリン酸はパラフィンワックス100gに対して 3〜10g程度(気泡を減らす作用と固くする作用があります ※透明度は落ちます)
キャンドル作り方(画像2)

カップを水を入れたナベの中央に置きます。ナベのお湯が沸騰してロウの温度60℃位から溶け出します。割り箸などで 時々かき混ぜる と溶けるのが早まります。70℃以上で溶けますので液体になったら火を止めてください。

温度は上がり過ぎないように注意してください。(最高80℃まで)ほかの作業で忘れて水が蒸発、空焚 きになり危険です。最悪、液体のロウに発火、火事にな ります・・・天ぷらを揚げている時と同じ危険意識が大切です。

カップは熱いので小さなナベ掴みか厚手のティッシュなので水面に出ているカップの取手をつかんで出します。※慎 重に、こぼさないように行なってください。

キャンドル作り方(画像3)
型枠の紙コップに ゆっくりと適量、流し込みます。外に垂らした組芯を持ち上げ座金を中央に落ち着くように調整しながら割り箸の隙間にはさみ込み、そのまま割り箸を紙コッ プの真ん中に置きます。

※組芯はパラフィンワックス(ロウ)の液体の中で曲がらないように、できるだけ中央で直立の状態にします。割り箸の ほか、アイスクリームの平棒などにV字の切り込みを入れて芯を挟む方法もあります。

この芯の立て方には『垂らす方法』もあります。割り箸のスキマに芯をはさみ、上から底へと垂らすと座金は必要ありま せん。(ほか上級者向け裏ワザは下段で説明)

アロマキャンドルは流し込んだロウにアロマオイルを加えて、かき混ぜます。時間 との勝負!事前にアロマオイルと混ぜるヘラ(アイス平棒、割り箸)を用意します。

約45分間、そのままにしてください。 表面に膜ができ硬化してきます。 この間に次に使う「継ぎ足し用」のパラ フィンワックス(ロウ)の液体を 45分後に使えるように少量用意します。

・・・さて、ロウの状態はいかがですか? 固まって芯の周りがへこんでいませんか?ロウの収縮により真ん中がへこん できます。ここで菜箸や爪楊枝などを使って芯の回りの凹み数箇所に穴を開けてください。

キャンドル作り方(画像5)
内部の空気が泡となり出て来る場合がありますので、空気を抜きながら継ぎ足し用のロウの液体を入れてキャンドルを平らな状態にし、これを数回繰り返しま す。この時、芯にも ロウを染み込ませて下さい。

好条件で1時間ほどで固まりますが、急ぐ時は冷蔵庫に20分位入れると早まります。容器が冷めたら、ほぼ完成です。 この時、熱した小さ な左官ゴテで余分なロウを溶かし、取り除きながら撫でると綺麗に仕上がります。

芯をつかんで型からキャンドルを引き抜きます。ペンチやプライヤーを使うと、より簡単に引き抜けます。

キャンドルシートの作り方

キャンドル・カラーシート
キャンドルシートは厚さが約 1〜1.5mm程度で常温では曲がる柔軟性がありま す。キャンドル本体の周囲の長さと高さを測り、その面積を考えながらデザインを考えます〜デザインが決まったら厚紙に鉛筆で下書きします。

プリント用紙などの白い厚紙がおすすめです。

注意:最後に液体のロウに浸ける作業があるのでデザイン部分の高さは容器の中で浸かる高さにしてくださ い。

カッターマットやダンボール紙の上で厚紙の絵を切り抜きます。次にキャンドルシート をマットの上に置き、その上に型紙を置いて、とがった物(爪楊枝やインク切れのボールペンなど)でなぞりシートに絵を描きます。

キャンドルシートの使い方

そして、線に添ってカッターで切り取ります。(中央画像)※カッターマットは下に傷が付かないのでオススメです。 (ミニマットは100均 ショップでも売っています。厚紙でも代用可)

右端の画像のように彫刻刀を使って凹凸を作り「木の葉」などの模様も作れます。また、定規で1cm角に小さく切り、 キャンドルの中に一杯入れたり、星型も入れたりと、カラフルなモザイクキャンドルも作れます。

できたシートをキャンドル本体に押し付けながら貼り付けます。カラーシートは30度位で柔らかくなり、20度以下で 硬くなりますので、室温が高い方がキャンドルに密着しやすくなります。手の温もりで暖めながら押し付けてください。

ここで、ほかの材料を使うことができます

※押 し花キャンドルの場合は?

用意した「押し花」を木工ボンドや工作用ノリで貼り付けます・・・接着が弱くても、下の工程で一体化します。シン ナー系のボンドは避け、天然素材に近いものがおすすめです。また、炎が移らないように芯からの距離には留意してください。

※ホ イップキャンドル(フワフワ雪模様)の場合は?

少量の溶けたロウを器に入れ、すばやくかき混ぜてホイップ泡状にしてください。泡立て器は手入れが面倒なので割り箸 でも充分です。泡立ててフ ワフワになったらキャンドル表面に割り箸で貼り付けることを繰り返します。

この時、泡状のロウはすぐに固くなりますので、とにかく素早く行うことが大切です〜固まると表面に付きません。この 工程で季節に合わせたシー トキャンドルを貼り付けると「クリスマスキャンドル」も作れます♪

ここから共通の工程に戻ります

この状態では、はがれてきますので最後の仕上げ、「ディッピング作業」 に入ります。液体のキャンドルでコーティングする作業で、これが最 終工程です。最初と同じ要領でカップにロウの液体を用意します。注:キャンドルを沈めてもあふれず、容器に接触しない量です。

水(25℃以下)を用意してください。アイスバケツ、ボウルや上を切った牛乳パック、ペットボトルなどを利用してく ださい。注:キャンドルを沈めても容器に触れない大きさです。

液体のロウと水の容器を近づけて並べて置きます。キャンドルの芯を手で持ち、静かにロウのプールに沈めます。側面が 浸かる程度で上面は付けなくて結構です。

「1、2、3・・・」と数えて5で引き上げ、水に芯を濡らさず容器に触れないように沈めます。水は「1、2、3」で 引き上げ白い紙の上に置きます・・・表面に光沢が出て、カラーシートと完全に一体化します。

そして、芯の長さをハサミで整えます・・・この瞬間が手作りキャンドルの完成の喜びを感じる「幸せな時間」となりま す♪〜想像を超える手作りキャン ドルの出来栄えに「驚き」と「満足感」を、きっと味わっていただけるのではと思います。

※ろうそくの芯の長さは大切で、炎の大きさが変わり、燃え方にも影響します。 通常、10mm〜5mmの間がオススメ。  炎の大きさは、ろうそくの芯の長さと芯の太さによっても変わりますので調整してください。

座金を使わないキャンドルの作り方(裏技編)

キャンドル作り方(画像12)

これは失敗のリスクもあるウラ技ですので、はじめての方にはオススメしませんが型枠容器の裏側に芯が通るギリギリの 穴を空け る方法があります。芯を通して底の外側に2センチほどを出し、折り曲げて紙テープで固定します。

この時、空気を入れず芯に密着させて貼ります。テープは必ず十字に2本貼ります。(テープ巾:最低25mm) 初心 者は幾重にも貼った方が安全です。

「空気を入れすテープ密着、穴は最少に」 が基本です。キャンドルを逆さまに作る形になります。芯を真ん中にピンとまっすぐ張る事ができます。また、継ぎ足し部分が底側に隠れるので綺麗な キャンドルに仕上がります。

テープの貼り方が一番重要で、これが甘いとロウが作業途中で漏れ出します。こうなると修復不可能で、漏れが止まるの を待つしかありません・・・も う一度、最初からやり直しとなります。

また、簡単な方法では芯を垂らすやり方があります。割り箸の割れ目に芯を挟んで型枠の上に乗せ、型枠底に届く長さに 芯を垂らします。

そのほかのキャンドル(ろうそく)の作り方

アロマキャンドルの作り方
アロマキャンドルの作り方
アロマキャンドルはアロマオイルを 『どのタイミングで入れるか?』 がポイントとなります。 ロウの液体を型に流しこんでから、お好みのアロマオイルを入れます。

この時、ロウの温度が高過ぎると香りが飛んでしまうことがあり、低すぎると混ざりづらくなります・・・ロウの温度は70℃台前半がおすすめです。  オイルの量は100gキャンドルで0.5ml、10滴程度が目安です。

アロマオイルは底にたまりやすいので、すばやくかき混ぜる事が大切です。 ラベンダー・ローズ・ミントなどサラッとしたアロマオイルは混ざりやす く、粘性があり混ざりづらいオイルもあり「相性の良し悪し」があります。

キャンドルの作り方
カラーキャンドルの作り方
カラフルなカラーキャンドルは最初のパラフィンワックスが液体状になった時にお好みの色を加え、よくかき混ぜます。 色の材料には染料と顔料があり ます。(蛍光性の顔料もあり) 単色のほかブレンドすることもできます。

注意する点は入れ過ぎないことです・・・耳かき半分程度でも充分に色付きます。 使用量が少ないので長持ちします。 ロウの液体と固まった時の色の 濃さは違いますので、少量を取り出し固まった時の色を確認してください。

※専用の色原料がなくても材質がロウに似たクレヨンを細かくして溶かす方法やハーブティーのように天然ハーブを入れてロウと一緒に加熱して 色出しする方法もあります。

キャンドルの作り方の製作例
フローティングキャンドルの作り方
カラーキャンドルの場合はパラフィンワックスを溶かした時に専用の染料を加えてよくかき混ぜます。(耳かき1杯単位の少量です) お料理やお菓子でお馴染 みのギザギザのアルミホイルキャップに溶けたロウを流し込みます。

30分程度で半固まりになりますので竹串などで真ん中に穴を開け芯を差します。 固まったらアルミホイルをはがして水に浮かべるとフローティ ングキャンドルになります。 アルミホイルのままでティーキャンドルにもなります。

※芯はあらかじめロウの液体に浸けて固くすると、自立もしやすく、イヤな煙も出ません。

キャンドルの作り方の製作例
モザイクキャンドルの作り方
まず、カラーの板状のキャンドル作りをイメージしてください♪ 上の要領で溶かしたカラーのロウを耐熱の平たいトレイに流し込みます。 お料理用のステン レストレイのほか、お菓子の金属製の箱フタでも結構です。

ロウの厚さは5〜10mm程度にし指で押すと凹む程度の半固まりになったらカッターでタテ・ヨコ格子状にカットし、固まったらバラして角砂糖 状のキューブを作ります。 水に付けたり、冷蔵庫に入れると早く固まります。

紙コップに市販の細いローソクを中央に立てながら周囲にお好みのカラーキューブを入れます。(キューブは少し中央を をカップ上面より盛り上げるとキューブが見えてキレイです)それから無色透明のロウを流し込みます。

※あふれないように注意してください。 完全に固まったら紙コップを破り、はがすと出来上がりです。 多少、スキマができますが、ほぼ 一体化します。 また、通常の工程の芯だけを容 器に立てた状態からでも作れます。

これらのほか70〜80℃程度の耐熱性があれば身近な容器を利用して様々な形のキャンドル材料を作ることができます。 キャ ンドルシートを星形にカットして積み上げれば星の柱状キャンドルも作れます。

キャンドルの作り方の製作例
カーブドキャンドルの作り方
これは少し上級者向けとなりますが、通常のキャンドル作りの最後の工程でディッピング、コーティング作業がありますが、この「出来たキャンドルをロウに浸 す作業」を20回以上、何度も繰り返します。

バームクーヘンのように厚くなったロウの表層をナイフや彫刻刀でカットしロウを起こし上げたりすることにより立体的なデザイン になります。

キャンドルの作り方の製作例
ペインティングキャンドルの作り方
最後の仕上げのディッピング、コーティング作業前に行います。 アクリルペイントやクレヨンでキャンドルの表面に絵を描きます・・・手描きはデザ インが自由で初心者でも、お子様と楽しみながらできる気軽な作り方です。

クレヨンなど、色の乗りが悪い場合もありますが素朴な仕上がりになります。 型紙を貼り付けてスプレーペイントする方法もあります。

キャンドルの作り方の製作例
スパイラルキャンドルの作り 方
ケーキや欧米の晩餐会などでも見かけますが、ドリルのような渦巻き状の細長いキャンドルです。 薄く伸ばした板状のカラーキャンドルを柔らかめのう ちに直角三角形にカットして芯を真ん中にしながら巻き上げていきます。

色の組み合わせなどでボーダー柄にもできます。 最後にディッピング作業でコーティングして光沢のある上品なキャンドルに仕上がります。 細くて自 立しないのでキャンドルホルダーに差し立てる必要があります。

キャンドルの作り方の種類には、ほかにハーブの色素で色付けもできるハーブキャンドルなどがあります。

注: 上記コンテンツの無断コピー、転載はお断りします。発売中のキャンドルキットは「当店オリジナル作り方ガイド」が付いています。

キャンドル作り方解説書

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