ハーブの育て方は簡 単♪ ハーブの中でもミント栽培は失敗しません。 繁殖力が強く初心者でも育てやすいハーブです。 ハーブは海外のイメージですが、日本でお馴染みのシソやミツバも実はハーブの仲間です。
ハーブはイギリスなどヨーロッパでは古くから親しまれている身近な植物で庭で栽培したハーブを収穫して新鮮なハーブ料理やハーブティーなど、おしゃ
べりしながら楽しむ文化が定着しています。
ハーブの香りに包まれたひととき〜心身のストレスも解きほぐします。 「ハーブ栽培」それは自分で育てた満足感、おいしさ、健康を感じる事〜家庭菜 園やお部屋で出来る事から始める事が「ハー ブ栽培」への第1歩です。
丈夫で手に入りやすく、育て方も簡単なミントをご紹介。
用意するもの
〜さあ、材料は揃いましたか?
それではさっそくハーブを植えてみましょう。
鉢底の穴を水がもれる程度に軽く塞ぎ、5分の1程度までゴロ土(軽石のようなもの)を
入れます。
鉢に用土(ハーブの土)を半分位入れます。
買ってきた「ハーブの苗」をビニールポットから出して根を揉みほぐしてから鉢に入れ、深さを合わせて底の土を調整します。
ハーブの苗の周りに用土を入れるます。 【注】深植えをしないこと(葉が埋まらないように)
ハーブの根の部分を軽く押して安定させます。
鉢底から漏れるまで水をやり、最初2日は半日陰に置く。
ミントの種類は10種以上と多く、よく見かけるのはスペアミントやペパーミントなど。 多年草のシソ科で、高さ10〜100cm位まであり、立性と ほふく性があります。 葉に触れるだけでミントの爽やかな香りがします。
ミントが好む環境は半日陰か日当たりの良いところで水はけが良く、やや湿り気があれば土質は選びません。 耐寒性があり、繁殖力も強いため、地下茎 で増えて広がりますので、板などでせき止めるなど対策が必要です。
地下茎とは?根が這うように伸び進んでいくことで、途中から芽が次々と出てきます。 途中で切って植え替えると簡単に増 えます。 ミントは、いつでも葉を摘む事が出来ますが、花が咲いたら一度刈り込みましょう〜すぐに新しい葉が出てきます。
ミントは一度植えると、ほぼ絶える事はありません。 増えすぎて困るほど、すぐに元が取れます。 基本的にハーブは野生なので、あまり手間はかかり ません〜いくつかのポイントだけ覚えておけば大丈夫です♪
生きている以上、虫はつく事があります。
それは植物が健全である証しですが虫をみつけて気になる場合は、まずは殺虫剤は使わずに下記を試してみてください。
以上で、とりあえずハーブは育ちますが、次にハーブと永く付き合うための手入れのポイントです。
肥料の与え方は、次の3つに分ける事が出来ます。
肥料の三大要素(窒素N、リン酸P、カリウムK)。葉を育てる「窒素」、花を咲かせる「リン酸」、根を強くする「カリウ ム」・・・ミントは窒素を与えればよいと言う事になります。
今回はミントを主に紹介しましたが基本は同じです〜ほかのハーブも応用してみてください。
【ご家庭でも栽培しやすいハーブ】
ラベンダー・タイム・カモミール・オレガノ・レモンバーム・セージ・チャイブ・バジル・ヤロウなどは北海道のような寒冷地でも良く育ちます。 タイムは小
花を付けて芝桜のように広がりグラウンドカバーになります。 繁殖力が強く、近くの雑草も駆逐して広がり雑草退治には有効ですが、のちの撤去時には少し苦
労します。